Month: December 2018

CFP 国際ワルラス学会 AIW 2019 Lausanne

国際ワルラス学会 The International Walras Association の第10回目の大会が2019年の9月にローザンヌ大学で開催されることになり、このたびCall for Papers が発表されました(ウエッブ・サイトはこちらです)。私は、本大会の Scientific Committee (プログラム委員会)の一員を務めることになりました。

大会のテーマは ”Walras- Neoclassical?” 「ワルラスは新古典派か?」です。経済学の教科書でおなじみの、限界革命のトリオとしてのワルラス、新古典派の元祖としてのワルラスという解釈を、今一度問い直すという、大変刺激的なテーマになっています。様々な論題が可能ですが、ワルラス以外の新古典派経済学者のみを取り上げてもよいことになっており、分野を超えた新たな交流が楽しみです。ちなみに私は日本で最初にワルラスの翻訳を公刊した経済学者、早川三代治について報告する予定です。

 

国際ワルラス学会 AIWは1997年に結成され、これまで大体2年ごとに大会を開催してきました。今回は前回のパリ大会から4年ぶりで、しかも記念すべき第10回大会ということもあって、関係者の気合いの入り方がいつもと違います(笑)。これまでに会長を務めた者は私も含めて全員、今回のプログラム委員会に参加していますが、これは大変意義のあることだと考えています。日本からも多くの方がAIW2019ローザンヌ大会に参加されることを希望しています。

資料紹介 Guizot’s letter (1833)

滋賀大学附属図書館が所蔵するフランソワ・ギゾーの書簡(1833年8月13日付)の紹介論文がこのたび公刊されました。

(資料紹介)御崎 加代子「滋賀大学図書館所蔵 François Guizot の自筆書簡(1833)について」『滋賀大学経済学部研究年報』25. 2018, pp.123-126.

この書簡を現在、図書館の貴重書コーナーに展示していることについては、すでにこのサイトでもお知らせしました。(記事はこちらです

 

本資料をみつけたのは全くの偶然でした。最初は誰が書いた手紙なのかもわかりませんでしたが、一目見た途端、美しく力強い筆跡に、心を奪われてしまいました。これまでいろいろな経済学者たちの筆跡に触れる機会がありましたが、偉大な歴史上の人物の筆跡にはやはり、ただならぬ雰囲気が漂っています。

紹介論文には、書簡の画像も掲載しました。この気品に満ちた迫力ある筆跡をぜひご鑑賞ください。(電子ジャーナルはこちらです