2017年5月18日から20日まで、ベルギーのアントワープで、ESHET (European Society for the History of Economic Thought ) の第21回年次大会が開催されます。(プログラムはこちら)
この学会で、ワルラスが『国富論』をどう読んだかというテーマで研究発表をすることになりました (Léon Walras on The Wealth of Nations— What did he learn from Adam Smith?) 。この論文は、ローザンヌ大学ワルラス文庫の調査の成果の第一弾にあたり、スミスの「見えざる手」とワルラスの一般均衡理論を結び付ける教科書的解釈にも一石を投じることを意図しています。
なおこの学会での報告内容を、専門家ではない方々でも理解できるように要約して、6月15日に滋賀大学リスク研究センターのEnglish Lunch Seminar で発表する予定です。学内の方々の参加をお待ちしています。