GIDE 学会パリ大会で報告します

 2022年7月7日から9日まで、フランスのパリで開催される、シャルル・ジッド学会第19回国際大会で、論文発表することになりました。ジッド学会は、フランスの経済学者シャルル・ジッド(Charles Gide, 1847-1932)にちなんで設立された、経済思想を専門とする由緒ある学会です。

 今年の大会のテーマは、“Bonheurs et malheurs de l’agent économique” (経済主体の幸福と不幸)です。私は、“Walras on Sympathy” (ワルラスの共感概念)というタイトルの論文を発表します。(プログラムはこちらです)ワルラスの社会経済学の内容が中心になりますが、シャルル・ジッドはワルラスの社会経済学の数少ない理解者の一人だったので、不思議な縁を感じています。

 学会は、歴史的建造物であるパンテオンの校舎で行われます。

フランスで学会報告をするのは実に3年ぶりなので、多くの研究仲間に再会できることを楽しみにしています。